不正ICOを防ぐDAICOの仕組みと特徴について【徹底解説】




イーサリアム共同創設者であるヴィタリック・ブテリン氏が提唱したDAICOについてご説明します。

DAICOは不正ICOを防止することが可能な仕組みです。

イーサリアム創設者のVitalikButerinが提唱したDAICOについて

DAICOとは「DAO」と「ICO」を組み合わせた言葉です。

それぞれの特徴がDAICOに反映されています。

DAOの特徴

DAOは「Decentralized Autonomous Organization」の頭文字で、「非中央集権で自律型組織」という意味です。

誰かが管理をせずとも組織として成り立つというような意味合いでして、仮想通貨に限ってお伝えすると、ブロックチェーンを活用して資金調達のペースがコントロールされるような仕組みとなります。

DAOの詳細は下記の記事をご覧ください。

関連記事:仮想通貨を始めるなら知っておきたいDAOの概念

DAICOに活用されているDAOの特徴は「群衆の知恵を活用すること」「単一の組織に依存しないこと」「資金調達のペースをコントロールすること」です。

ICOの特徴

ICOは「Initial Coin Offering」の頭文字で、「最初のコインの売り出し」という意味です。

DAICOに活用されている特徴としては「単一のプロジェクトを支援していること」と「51%の攻撃リスクがないこと」です。

DAOとICOの説明の引用サイト:https://ethresear.ch/t/explanation-of-daicos/465

DAOとICOの特徴でDAICOに反映される仕組みをお伝えしました。

最大の特徴は、不正ICOを防げる点ですが、その部分についてヴィタリック・ブテリン氏は以下のように説明をしています。

有権者が開発チームの進捗状況に非常に不満を持っていれば、DAICOを完全に閉鎖してお金を返済することができます。

引用:https://ethresear.ch/t/explanation-of-daicos/465

有権者というのはICOに参加した投資家を意味します。

つまり、投資家がそのICOの状況に不満があれば投資金額を返済してもらえるという仕組みなのです。

これらを踏まえると、DAICOはICOの今までの特徴であったプロジェクトのみに依存して不正がはびこる事を非中央集権管理によって防ぎ、安心して投資家が投資をできる仕組みなのです。

DAICOの詳細

DAICOについてより詳しく説明します。

まずは、一般的なICOについて説明します。

一般的なICOでは投資家が送金したイーサリアムを企業が受け取り、その企業がイーサリアムをどのように活用するかはその企業に委ねられていました。

※投資家→(資金)→企業

その企業に悪意があった場合、イーサリアムは企業だけのために使われてしまうという状況に陥ってしまうことになります(不正ICO)。

しかし、DAICOを介在させることで不正ICOのリスクを防ぐことが可能となります。

※投資家→(資金)→DAICO→(資金)→企業

企業はDAICOに入っているイーサリアムを一気に引き出すことが不可能です。

その金額はTAPという単位で決められています。

ICOが順調に進んでいれば投資家による投票でTAPがあがり、企業が引き出せる金額が増えます。

しかし、ICOが順調でなければ投資家による投票でTAPがさがり企業が引き出せる金額が下がってしまいます。

仮に投資家による投票でプロジェクト廃止に投資家のうちの51%が投票すればプロジェクトは強制停止され、企業が使用していないイーサリアムは投資家へ返金されます。

一旦企業に引き出された全額は返金されないので、その部分は注意してください。

DAICOの問題点とは

DAICOにも問題はあります。

それは投資家による投票が悪意あるものであった場合です。

良いプロジェクトであったとしても、風評被害によってプロジェクトが廃止に追い込まれるリスクがあります。




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