国内の仮想通貨取引所の選び方~初心者も安心なおすすめ取引所を徹底解説




国内の仮想通貨取引所を選ぶポイントについて解説します。

これから仮想通貨取引所を選ぶ初心者の方や、2018年1月26日に起こったコインチェックのNEM約580億円流出事件を背景に、再度仮想通貨取引所を選びなおそうと検討されている方も参考にされてみてください。

国内の仮想通貨取引所を選ぶ11のポイント

国内の仮想通貨取引所を選ぶ上での11のポイントお伝えします。

国内の仮想通貨取引所を選ぶ上での11のポイント

  1. 仮想通貨(資産)の管理方法は適切か
  2. セキュリティが高いかどうか
  3. 仮想通貨交換業者に登録されているかどうか
  4. 資本金が多い取引所かどうか
  5. 取引量が多いかどうか
  6. ユーザー数が多いかどうか
  7. 手数料の安さやスプレッドが低いかどうか
  8. 取り扱い通貨の種類が多いかどうか
  9. ユーザビリティが高いシステムかどうか
  10. 評判が良いかどうか
  11. 取引所と販売所として2つの機能を併せ持つか

それでは一つずつご説明します。

1.仮想通貨(資産)の管理方法は適切か

2018年1月26日に起きたコインチェックの騒動で、580億円相当のNEM(ネム)流出となってしまった原因の1つに、仮想通貨の保管方法に問題がありました。

具体的には、流動していない仮想通貨は「コールドウォレット」にて管理するとしていたが、人員不足や技術的な問題により、今回盗まれたNEMの全てを「ホットウォレット」にて管理していたという点です。

ウォレットについて

ここでウォレットについて少し解説します。

コールドウォレットとはオフライン状態での管理で、ホットウォレットはオンライン状態での資産管理のことです。

コールドウォレットにする利点はハッキングリスクを最小限に出来るものです。

ホットウォレットの特徴

  • ネットワーク上で資産を補完
  • すぐに引き出すことが可能
  • ハッキングリスクがある

ホットウォレットだと、いくらオンライン上のセキュリティ対策を強化しても、結果的にハッキングされてしまえば、資産を盗まれてしまうリスクがあるということになります。

コールドウォレットの特徴

  • ネットワーク外で資産を管理
  • キーの管理と送金の手続きが複雑
  • ハッキングリスクが低い

「紙」や「ハードウェア」などで管理するコールドウォレットであれば、ネットワークを介さず物理的に管理できるため、仮にハッキングされても資産の流出は絶対に起きないということですね。

ハードウェア (hardware) とは、システムの物理的な構成要素を指す一般用語である。日本語では機械、装置、設備のことを指す。ソフトウェアとの対比語であり、単に「ハード」とも呼ばれる。

引用:ハードウェア – Wikipedia

ちなみに「ハードウェア」は、上記のような意味となります。

これだけだと分かりにくいですが、ハードウェアウォレットとはつまり「機械の金庫」のようなものとお考え下さい。

ちなみに日本国内でコールドウォレットを採用している仮想通貨取引所は以下です。

コールドウォレットを採用している国内の仮想通貨取引所

  • ビットフライヤー
  • ビットポイント
  • ビットバングトレード
  • ビットトレード
  • ビットバンク

また、先ほどは取引所での仮想通貨の管理方法について説明しましたが、私たちユーザー側でも手持ちの仮想通貨をどう保存するか選択することができます。

しかし、コインチェックの場合は、流出したNEMに対応したハードウェアウォレットの導入ができていなかったというのも問題としてあります。

NEMがまだ流通して間もない通貨だったため、対応するハードウェアがほぼ存在してなかったという背景も関係してるでしょう。

つまり、安全にNEMを保管するための準備が整っていなかったということで、580億円もの巨額流出につながったとも考えられます。

2.セキュリティが高いかどうか

先ほどのウォレットと似た話になりますが、仮想通貨取引所を運営するにあたってのセキュリティ対策はどれほどやっているのかも、良い取引所の条件となります。

代表的なセキュリティ対策として、3つのポイントを紹介します。

マルチシグネチャを採用してるか

マルチシグネチャとは通称「マルチシグ」とも呼ばれ、送信の際に利用されるひとつのアドレスに対し、複数のセキュリティーキー(秘密鍵)が割り当てられるセキュリティー強化のための技術になります。

このマルチシグを適用したウォレットのことを、「マルチシグネチャウォレット」と呼びます。

また、通常の取引であれば「シングルシグ」で行われます。

もう少し分かりやすく解説すると、シングルシグは「公開鍵」と「秘密鍵」がそれぞれ対となって、秘密鍵が1つあれば送信することができます。

マルチシグは公開鍵が1つに対して、2つ以上の秘密鍵が分からないと送信することができません。

つまり、設定している3つの秘密鍵のうち、ハッキング行為などにより1つだけ盗まれたとしても、その鍵が1つだけでは役にたたず、盗まれた側が新たに秘密鍵を1つ作ってしまえば、盗まれた鍵は使えなくなることになります。

ちなみにコインチェックは、ウォレットをマルチシグではなくシングルシグを導入していたという点で盗難被害にあってしまったとする見方もあります。

以上のことから、複数の秘密鍵が必要になる、マルチシグネチャウォレットは安全性が高いのです。

マルチシグネチャウォレットに対応している取引所は以下です。

マルチシグネチャウォレットに対応している取引所

  • ザイフ
  • ビットフライヤー
  • ビットバンクトレード
  • コインエクスチェンジ
  • GMOコイン

BTC入金確認に必要な承認の回数

仮想通貨の入金確認に必要な承認の回数は多ければ多い方が安全です。

ただ、承認の時間が1回あたり10分程度かかることから、多ければ多い分、それだけ不便になるということを覚えておきましょう。

二段階認証のログインがあるか否か

二段階認証のログインがあるか否かもセキュリティ上で非常に重要です。

二段階認証とは、PCやスマホから取引所にログインする際にIDおよびパスワードを入力し(一段階目)、さらに確認コードを入力する(二段階目)ことでログイン完了となるものです。

確認コードは登録しているメールアドレスに送信されてきます。

ほとんどの国内の仮想通貨取引所では二段階認証となっています。

3.仮想通貨交換業者に登録されているかどうか

仮想通貨交換業者とは、金融庁の一定の審査をクリアした取引所が登録できるものです。

資金決済法の定義に該当することが確認された業者であることから、一定の信頼性が担保された業者だと言えます。

こちらに登録されている業者の一覧は以下です。

仮想通貨交換業者の一覧

マネーパートナーズ
QUOINE
ビットフライヤー
ビットバンク
SBIバーチャル・カレンシーズ
GMOコイン
ビットトレード
BTCボックス
ビットポイントジャパン
株式会社Bitcoin
ビットアルゴ取引所東京
エフ・ティ・ティ
BITOCEAN
フィスコ仮想通貨取引所
テックビューロ
Xtheta

引用:http://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyoj/kasoutuka.pdf

金融庁によると、こちらで紹介されている業者だからといって安全性が担保されているわけではないとのことです。

ちなみにコインチェックは事件が起きる前から金融庁へ申請していたようですが、システム面の脆弱性などを指摘されていたのか、上記のリストに登録されず審査中となっていました。

上記のような金融庁へ申請中の業者は、「みなし仮想通貨交換業者」となります。

金融庁が発表した「みなし仮想通貨交換業者」は15社

みなし仮想通貨交換業者は、2018年2月2日時点だと以下の15社になります。

みんなのビットコイン
Payward Japan(Kraken)
バイクリメンツ
CAMPFIRE
東京ゲートウェイ
LastRoots
deBit
エターナルリンク
FSHO
来夢
ビットステーション
ブルードリームジャパン
ミスターエクスチェンジ
BMEX
bitExpress

参考:http://www.fsa.go.jp/policy/virtual_currency/09.pdf

ちなみにコインチェックはみなし業者でもなくなっているようです。

2018年1月29日には行政処分という形で業務改善命令がでてるため、今後の動向に注目です。

4.資本金が多い取引所かどうか

資本金が多い取引所であるかどうかも、非常に重要です。

仮想通貨法(正式名称:改正資金決済法)では、資本金は1,000万円以上としています。

資本金が多い取引所かどうかは安全な取引所であることの一つの目安にはなるでしょう。

ちなみに、資本金が最も多い取引所は以下のとおりビットフライヤーです。

会社名 資本金
株式会社bitFlyer 41億238万円(資本準備金含)
テックビューロ株式会社(Zaif) 8億3,013万円(資本準備金含)
QUOINE株式会社 約20億円(資本準備金含)
GMOコイン株式会社 17億5,800万円(資本準備金含)
みんなのビットコイン株式会社 3,000万円
ビットトレード株式会社 5,100万円※2017年5月末日
コインチェック株式会社 9,200万円

5.取引量が多いかどうか

取引量が多ければ、それだけ売買が成立されやすくなります。

そのため、取引量が多いかどうかも重要なポイントです。

取引量が多いか否かを測る指標として「出来高」があります。

出来高の見方はシンプルで「1 BTC」の売買が成立すれば出来高が「1」となります。

2018年1月のビットコイン取引量を見ると、1位はダントツのビットフライヤーとなってますね。

国内仮想通貨取引所の取引量ランキング

  • 1位 ビットフライヤー 53,010 億円
  • 2位 コインチェック 18,581 億円
  • 3位 Quoine 5,004 億円
  • 4位 Zaif 4,698 億円

参考:https://jpbitcoin.com/market/volume

6.ユーザー数が多いかどうか

ユーザー数が多いかどうかも、取引量の多さに関わってくるものですので、重要です。

しかし「ユーザー数No1!」と謳う取引所はあっても、実際のユーザー数を掲載してる取引所は運営者が調べるかぎりでは見当たりませんでした。

ちなみに、ビットフライヤーは2017年11月2日~2017年11月30日にかけて、ユーザー数が100万人を突破間近ということでキャンペーンを行っていました。

参考:https://bitflyer.jp/cam/countdown-201711/ja/?area=TOPPAGE

先ほどご紹介した取引量の多さからも分かるように、2018年2月現在でもユーザー数が最も多い取引所はビットフライヤーと予想されます。

その他、コインチェックについてもユーザ数が100万人超だったことが明らかになっています。

※ユーザー数に関する公式発表の情報があれば都度追記していきます。

7.手数料やスプレッドが低いかどうか

「手数料」は仮想通貨の売買時や、入出金時にかかってくるお金のことです。

銀行口座からの振込手数料や出金手数料など、みなさんもなじみがあるかと思います。

「スプレッド」とは売りと買いの値段の「差」のことで売買手数料ともいわれます。

取引所によって差があり額も大きくなるため重要視されるポイントです。

スプレッドが低ければ低いほど手数料が安く済むので、投資家としては利点があります。

例として、ビットコインと円の交換において低スプレッドな取引所はZaifでして(120円)、コインチェックは160円、ビットフライヤーは259円です。

関連記事:人気の仮想通貨取引所9社のスプレッドと手数料を徹底比較!スプレッド最安値の取引所とは?

8.取り扱い通貨の種類が多いかどうか

取り扱う仮想通貨の種類や、豊富さも取引所選びにおいて重要なポイントになります。

買いたい通貨を取り扱ってない取引所を選んでも意味はありませんからね。

国内仮想通貨取引所の取り扱い通貨の種類

  • ビットフライヤー:7通貨
  • コインチェック:13通貨
  • Zaif:5通貨
  • QUOINEX:3通貨
  • GMOコイン:5通貨
  • みんなのBitcoin:3通貨
  • ビットトレード:6通貨

国内の仮想通貨取引所では、取扱通貨が最も多かったという理由もあってか、流出事件が起きるまではコインチェックが最も人気があったように思います。

また、詳細な取引通貨は以下の通りです。

ビットフライヤー

2018年2月13日現在、ビットフライヤーでは「7種類」の仮想通貨を取り扱っています。

ビットフライヤーの取り扱い通貨

  • BTC(ビットコイン)
  • ETH(イーサリアム)
  • ETC(イーサリアム・クラシック)
  • LTC(ライトコイン)
  • BCH(ビットコイン・キャッシュ)
  • MONA(モナコイン)
  • LSK(リスク)

コインチェック

2018年2月13日現在、コインチェックでは「13種類」の仮想通貨を取り扱っています。国内最多ですね。

ただし、まだ取引再開のめどは立っていないため、もしかすると再開時には取扱通貨が変化する可能性はあります。

コインチェックの取り扱い通貨

  • BTC(ビットコイン)
  • ETH(イーサリアム)
  • ETC(イーサリアム・クラシック)
  • LSK(リスク)
  • FCT(ファクトム)
  • XMR(モネロ)
  • REP(フィンテ)
  • XRP(リップル)
  • ZEC(ジーキャッシュ)
  • NEM(ネム)
  • LTC(ライトコイン)
  • DASH(ダッシュコイン)
  • BCH(ビットコイン・キャッシュ)

Zaif(ザイフ)

2018年2月13日現在、Zaifでは「5種類」の仮想通貨を取り扱っています。

Zaifの取り扱い通貨

  • BTC(ビットコイン)
  • ETH(イーサリアム)
  • NEM(ネム)
  • BCH(ビットコイン・キャッシュ)
  • MONA(モナコイン)

QUOINEX

2018年2月13日現在、QUOINEXでは「3種類」の仮想通貨を取り扱っています。

QUOINEXの取り扱い通貨

  • BTC(ビットコイン)
  • ETH(イーサリアム)
  • BCH(ビットコイン・キャッシュ)

GMOコイン

2018年2月13日現在、GMOコインでは「5種類」の仮想通貨を取り扱っています。

GMOコインの取り扱い通貨

  • BTC(ビットコイン)
  • ETH(イーサリアム)
  • LTC(ライトコイン)
  • BCH(ビットコイン・キャッシュ)
  • XRP(リップル)

みんなのBitcoin

2018年2月13日現在、みんなのBitcoinでは「3種類」の仮想通貨を取り扱っています。

みんなのBitcoinの取り扱い通貨

  • BTC(ビットコイン)
  • ETH(イーサリアム)
  • BCH(ビットコイン・キャッシュ)

ビットトレード

2018年2月13日現在、ビットトレードでは「6種類」の仮想通貨を取り扱っています。

ビットトレードの取り扱い通貨

  • BTC(ビットコイン)
  • ETH(イーサリアム)
  • LTC(ライトコイン)
  • BCH(ビットコイン・キャッシュ)
  • XRP(リップル)
  • MONA(モナコイン)

9.ユーザビリティが高いシステムかどうか

取引をする媒体はスマホかパソコンになります。

取引をしやすいシステムかどうかはとても重要です。

スマホで使う頻度が高い方はアプリの使いやすさも要チェックです。

※アプリについては別の記事でご紹介する予定です

10.評判が良いかどうか

評判が良いかどうかも非常に重要です。

ツイッターなどではユーザーの生の意見がきけますし、各ランキングサイトなどを上手に参考にして選びましょう。

ランキングサイトで取引所を選ぶコツは、この記事で紹介しているチェック事項をみながら選んでみてください。

11.取引所と販売所として2つの機能を併せ持つか

実際に仮想通貨取引所に登録して、仮想通貨を買おうとした場合に「取引所」で買うか、「販売所」で買うかの2つの方法があります。

「取引所」と「販売所」の違いとして、取引所は仮想通貨をユーザーから買う形になり、販売所は登録してる仮想通貨取引所から直接買うことになります。

それぞれメリットデメリットがあるため、取引所と販売所の2つで売買ができる仮想通貨取引所を選ぶのが最善となります。

取引所のメリットデメリット

  • 手数料が安い
  • 仮想通貨を基本的に安く買える
  • 仮想通貨を基本的に高く売れる
  • 売りたい時に売れない場合がある

※仮想通貨取引所によっては例外あり

販売所のメリットデメリット

  • 仮想通貨がすぐに買える
  • 仮想通貨をすぐに売れる
  • 手数料が高くなってしまう

※仮想通貨取引所によっては例外あり

どちらの機能もある仮想通貨取引所は以下の通りです。

販売所と取引所がある仮想通貨取引所

  • ビットフライヤー
  • Zaif
  • ビットバンク

まとめ

仮想通貨取引所を選ぶポイントについて解説しました。

再度に再度チェックポイントをお伝えします。

仮想通貨取引所を選ぶ11のポイント

  1. 仮想通貨(資産)管理方法は適切か
  2. セキュリティが高いかどうか
  3. 仮想通貨交換業者に登録されているかどうか
  4. 資本金が多い取引所かどうか
  5. 取引量が多いかどうか
  6. ユーザー数が多いかどうか
  7. 手数料やスプレッドが低いかどうか
  8. 取り扱い通貨の種類が多いかどうか
  9. ユーザビリティが高いシステムかどうか
  10. 評判が良いかどうか
  11. 取引所と販売所として2つの機能を併せ持つか

ご覧になられた方にとって有益になれたら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です