【永久保存版】ICOの格付サイト一覧まとめ~大手格付け会社も参入




格付はICOへの投資をする上での基準の一つです。

そもそも格付とは何かについて解説し、ICOの格付けをチェックする上で押さえておきたいサイト一覧と大手格付け会社の動向等についてお伝えします。

格付とは

格付とはその企業に対して投資しても安全かどうかを図る指標で、格付機関がランク付けを行います。

個人投資家は投資対象となる企業が安全かどうかを判断する信頼性の高い情報があまりありませんが(証券会社の営業マンなどからの勧誘を除く)、格付を参考にすることによって、信頼性の高い情報を入手することができます。

格付の対象となるものは国債・地方債・市債などの債権や投資信託・仕組み債・ローン債権などがあります。

ちなみに、コトバンクでは以下のように紹介されています。

企業業績や財務内容などを分析し、企業が発行する債券の元本や利払い能力の安全度を順位付けすること。表記はアルファベットで、格付けするのは「格付機関」。米ムーディーズやS&P、日本では日本格付投資情報センターなどがに大きな影響を与えることで知られている。発祥は19世紀半ばの米国。大陸横断鉄道などの建設資金を欧州などから調達する際に投資家に情報を提供する会社が設立されたことが始まり。20世紀の国際的な資本市場の発達を背景に、国が発行する国債ほか金融機関の健全性を判断する目安としても活用されている。

引用:https://kotobank.jp/word/%E6%A0%BC%E4%BB%98%E3%81%91-2318

具体的には格付は一般的には以下のようなランクで表現されます。

格付ランクの表記

信用力の最高位

  • AAA(信用力の最高位)

信用力が高い

  • AA
  • A

普通

  • BBB
  • BB

債務不履行の恐れあり

  • B
  • CCC
  • CC
  • C

債務不履行

  • D

以上のようなランクを付けられるが、格付期間によって細かい表記方法(AAAやAaaなど)は異なります。

格付を行っている機関

どのような企業が格付を行っているか参考までにご紹介します。

興味がある方はご参照ください。

格付の具体事例

具体的な格付事例を簡単にご紹介します。

TOYOTA

世界のトヨタの格付けは以下です。

  • スタンダード&プアーズ AA-
  • ムーディーズ Aa3
  • 格付投資情報センター AA+

引用:http://www.toyota.co.jp/jpn/investors/stock/rating.html

シャープ

数年前まで経営破綻も心配されていたシャープの格付けは以下です。

  • 日本格付研究所 BB
  • 格付投資情報センター BB-
  • S&P Global B+

引用:http://www.sharp.co.jp/corporate/ir/stock_bond/rating/

ICOの格付けサイト一覧

それでは本題に入ります。

具体的なICOの格付けサイトをご紹介し、その特徴などについてご説明します。

※そもそものICOがよく分からない方はこちらをご参照ください → ICOとは仮想通貨による資金調達方法~ICOの全てを徹底解説

まず、ご紹介する格付サイトは以下です。

ICOの格付けサイト一覧

  • ICORating
  • Bitinvestors
  • ICObench
  • ICO4YOU
  • ICO Bazaar
  • foxico

それでは格付サイトを一つずつご説明します。

ICORating

ICORatingは2016年に創業されたICOの格付けサイトで、フォーブス誌やハーバードビジネスレビューなどで紹介されたことのある信頼性の高い格付けサイトです。

関連記事:ICORatingの概要や見方・使い方について

詳しいサイトの概要や使用方法については上記記事をご覧いただけたら幸いです。

ICORating公式サイト

Bitinvestors

Bitinvestorsは国内初の仮想通貨格付けサイトです。

業歴約13年の株式会社ユニコンが運営しています。

株式会社ユニコンは金融メディアSoldieを運営していまして、シンガポールにも拠点があります。

200超のICOプロジェクト評価を行った経験を生かし、ICO格付けサービスを出すこととなりました。

Bitinvestorsによる仮想通貨への評価事項は以下です。

  • コインモデル
  • チーム
  • 実績
  • 暗号通貨の発行スキーム
  • メディア掲載実績
  • コミュニティマネジメント

引用:https://bitinvestors.co/about-assessment

先ほどご紹介した6つの評価それぞれの平均値がBitinvestorsの該当コインに対する評価となります。

コインの詳細を確認するとICOの開始日および終了日・募集目標額・割当額・最低投資額が分かります。

興味深いのはフォーラムでして、まだまだコメント数は少ないですが、個人の意見が見れるので運営者も時々チェックするようにしています。

公式サイトでは以下のICO格付けサイトの評価も分かるようになっています。

把握できるICO格付けサイト一覧

  • ICORATING BETA
  • ICO bazaar crypto market insight
  • foxico
  • ICO bench
  • ICO4YOU

Bitinvestors公式サイト

ICObench

ICObenchは以下の評価方法によりICOの格付けを行っています。

評価方法

  • 評価アルゴリズム
  • エキスパートによる評価
  • 短期的な法律専門家による見解

この評価方法をさらに細分化すると、以下となります。

参考:https://icobench.com/ratings

評価アルゴリズム

評価項目は以下で、自動的なアルゴリズムで評価されます。

評価アルゴリズム

  • チーム
  • ICO情報
  • 製品プレゼンテーション
  • マーケティング&ソーシャルメディア

手動で評価ができないアルゴリズムになっていることから、評価の公平性があるものと思われます。

エキスパートによる評価

自動的なアルゴリズムではない、専門家により以下の項目を評価しています。

専門家による評価項目

  • チーム
  • 製品
  • ビジネス戦略
  • レジリエンス

これ項目はICObenchに属している専門家の主観が含まれた部分となります。

短期的な法律専門家による見解

法律専門家もレビューをしていますが、それは有料サービスのようです。

ICObench公式サイト

ICO4YOU

ICO4YOUはICOのスタートアップ企業を評価するサイトです。

以下の項目を評価して、ICOプロジェクトに対して1~10の評価をつけます(10が満点です)。

評価項目

  • チーム
  • ウェブサイトとプレゼンテーションの品質
  • アイディア
  • リスクレベル
  • ソーシャルメディアでの評判
  • 市場規模
  • ホワイトペーパー
  • Q&A
  • 独自性
  • 競争力
  • ロードマップの品質
  • 財務計画のクオリティ
  • 技術面、開発レベル

トップページのRatingの部分で点数と「Long-term-investment」(長期保有)「Neutral」(中立)「Short-term-investment」(短期保有)の3つで評価がされています。

ICO4YOU公式サイト

ICO Bazaar

ICO BazaarはICOのリサーチと仮想通貨への考察をするプラットフォームサイトで、格付けも行っています。

ユーザーとしてICOのレビューおよび評価を行う事も可能です。

レビューをすることでイーサリアム建てで報酬も受け取れるようです。

ICO BazaarのICOへの評価は以下です。

  1. プロジェクトアイデア+ホワイトペーパー
  2. チーム
  3. メディア+コミュニティ
  4. 技術的な実装
  5. ウェブサイト

引用:https://icobazaar.com/icobazaar-rating-system

これらを5段階評価し、その上でICO Bazaarに属する専門家による独自評価を勘案して格付けをします。

ICO Bazaar公式サイト

foxico

foxicoは日本語対応している海外のICO格付けサイトです。

独自にファンドも運営していて、コミッション制度もあるようです。

ICOの格付けも行いながら、自社でのファンド運用もしていて、運営者の所在が良く分からないという点が運営者にとっては不可解です。

あまり参考にしない方が良いのではないかと感じました。

foxico公式サイト

大手格付け会社も仮想通貨の格付へ参入

大手格付け会社も仮想通貨やICOへの格付けに参入してきています。

日本の格付け会社モーニングスターが今後行う仮想通貨・ICOの格付に対する見解と40年以上の歴史があるワイスレーティング社の格付けをご紹介します。

モーニングスター

モーニングスターは日本の格付機関で、SBIホールディングスの子会社です。

このモーニングスターが仮想通貨とICOの格付け事業をすることを発表しています。

モーニングスターによる格付はまだ確認できていませんが、以下のような点でのモーニングスター独自の格付けを行うようです。

モーニングスター独自の評価手法

  • 経営陣とプロジェクトチームの評価
  • プロジェクトの事業評価
  • 流動性・安全性の評価

参照:http://www.morningstar.co.jp/vc/about.html

「中立かつ客観的な分析評価に基づいた仮想通貨の格付け」を投資家へ提供する目標を掲げていますので、投資家にとって動向に注目をしておきたいものです。

ワイスレーティング社

ワイスレーティング社は約5万5千件の投資商品や金融機関の格付けを行ってきた歴史がある格付機関です。

スタンダード&プアーズやムーディーズよりも財政難のリスクを警告しているとアメリカ政府からの評価もされている機関です、

このワイスレーティング社が発表した仮想通貨の格付けは以下です。

格付B

  • EOS
  • Ethereum

格付B-

    • Cardano
    • Steem
    • Neo

格付C+

  • Ark
  • Bitcoin
  • BitShare
  • Byteball Bytes
  • Dash
  • Decred
  • I/O Coin
  • Litecoin
  • NEM

EOSが最高ランクではあるものの、格付Bは「債務不履行の恐れあり」ですので、やはりそれだけ仮想通貨への投資というのはリスクが高いことが改めて浮き彫りになりました。

ただ、ワイスレーティング社によると「B」または「B-」は購入する価値があるものだという見解を発表しています。

格付を仮想通貨・ICOへの投資判断に活かす上での注意点

格付はICO・仮想通貨投資に対しての判断基準にはなりますが、それは全てではありません。

注意点についてお伝えします。

格付でフィルターをかける

まず一旦は格付によって投資するかしないかのフィルターをかけてください。

やはり、格付が悪い安全性の低い仮想通貨やICOへの投資はためらって当然です。

イチかバチかを狙うのが好きな方は格付が悪い商品で大儲けを狙っても良いのかもしれませんが(格付が低いうちに投資をして仮に後で格付が良くなれば投資資金があつまって大化けするかもしれませんので)、無くなっても良い金額を投資した方が無難です。

格付がB以上のものに対して分散投資をしておくのが王道だと運営者は考えます。

ICOは少額からでも参加できるというメリットがあるので、それを活かしてある程度の格付けフィルターをかけて分散投資みるのはいかがでしょうか。

格付を鵜呑みにはしない

格付を信頼しすぎてはいけない過去の教訓がありますので、ご紹介します。

運営者は前職では投資関係の商品を販売していました。

その時期は2007~2010年で、あのサブプライムローン問題でリーマンショックが起きた時期でした。

乱高下する株式相場で投資商品を販売するのは、至難の業でした。

そんな思い出に残っているリーマンショック前、実はサブプライムローン関連の証券商品に最高ランクのAAAの格付けがついていました。

参照:http://www.yenbridge.net/library/library_print.php?i=123

我々投資家は「格付が高い商品だから大丈夫」と思いがちです。

しかし、格付を安易に信じてはいけません。

「なぜ、その商品が投資に適しているのか」という事は大切な問題です。

なぜなら自分の資産形成に大きく関わることだからです。

格付であっても二次情報です。

人から流された情報を安易に信じて投資することがないよう、自分の目と足でしっかりとした情報収集を行ってから投資をするのが大切です。

格付を参考にすることは大切な事ですが、鵜呑みにする事がないように投資家として注意していきたいものです。

まとめ

仮想通貨の格付けサイトや大手格付け会社の動向などについてご紹介しました。

ICO投資の参考にしていただけたら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。




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